こんにちは。
このサイトでは、長年MRI装置開発に携わってきた管理人により、MRI技術、パワエレ技術、RF技術を中心に発信していきます。
MRI装置って何?
・MRIは医療機器の一つで人体の断面の画像をとる手法の一つです。
・MRIは人が入れるくらいの大きな磁石による強力で均一な静磁場、強力な高周波磁場を作る送信装置、均一な静磁場に好きなタイミングで一次の傾斜を付け加える傾斜磁場、体内から発生する微弱なNMR信号を受信する高感度受信機、決まったタイミングで高周波磁場や傾斜磁場を発生させ、狙ったタイミングで受信を行う制御系、受信した信号から体の断面を再構成するコンピュータなどによって構成されます。


・MRI装置ではNMR現象を利用して画像を作ります。NMR現象は大きな均一の磁場に患者さんに寝ていただき、強い高周波磁場を当てた時に多くの場合プロトン(水素の原子核)が発生する微弱な信号が発生する現象です。
この信号を受信し、コンピュータで処理することにより人体の断面を再構成します。
・人体には多くの核種が含まれていますが、多くの場合、プロトン(水素の原子核)のNMR現象を利用します。
人体の組成のおよそ50%~70%が水であると言われています。水は酸素と水素の化合物ですから人体はたくさんのプロトン(水素の原子核)を含んでいます。NMR現象では励起された元素の非常に弱い信号を受信して利用しますので、人体になるべくたくさんの励起される元素があったほうが良い画像(SN比:信号対ノイズの比)が得られます。
このような事情から多くの場合、プロトンを励起するシステムが用いられています。
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